ETCレーンでバーが開かないときどうする? エラー時の落ち着いた対処をチェック

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日本国民が年内で大きく動く祝日、春の大型連休「ゴールデンウイーク」。

いま円安の影響などで、海外旅行できない人たちが、国内旅行にシフトして、クルマや新幹線を使って、行きたい目的地で非日常時間を体感している。

これを記しているのは5月4日。あす5月5日には、Uターンラッシュが始まると予測されている。

そこで、高速道路上で出くわすのが、ETC 車載器の不具合で、開くはずのETCレーンバーが、開かないで、急停止する事態。

「いつもどおりにETCレーンバーが開く」と思って、流れるままにETCレーンに入ったら、バーが開かないってことで急ブレーキ。

急停止したクルマの後続車が、それに気づくのが遅れて追突してしまうといったケースの事故も少なくない。

ETCレーンバーが開かない! 考えられる要因

各地の高速道路会社などでは、ETCレーンのバーが開かない場合があるとき、考えられる要因について公表している。

まず最初にチェックしたいのは、そもそも「ETCカードが車載器に挿し込まれていない」というケース。

旅先や出張先でレンタカー・シェアカーで移動するなどで、レンタカー・シェアカーでETCカードを使用し、マイカーに挿入し忘れいてることもある。

次に、ETC車載器がETCカードを認識しない場合がある。たとえばETCカードが変形・破損・有効期限切れなどが原因で、車載器がカードを認識せず、ETCレーンが関知しないというケース。

この場合、安全な場所でクルマを止め、ETCカードをチェックする。また、ETCカードを車載器から抜き差し、車載器がカードを認識しているかどうかもチェックする。

また、車載器がETCカードを認識していても、アンテナに通信不具合が生じているといったケースもあるから、異常を察知したら、カーメンテナンスショップや車載器購入店などで診断を。

ではETCレーンバーが開かなときは

高速道路料金所 ETCレーンのバーが開かないときは……。

そのまえに、こうした事態もあると想定して、ETCレーンに入るときの制限速度を遵守してゆっくり入ることが前提。

そのうえでETCレーンのバーが開かないときは、バーの前でクルマを停止し、料金所係員の指示に従って、落ち着いて対処する。係員に従い、クルマから降りないのも原則。

後続車もやってくる、またはすぐ後ろで停止しているから、バック走行もだめ。最後は、NEXCO中日本の発信情報をチェックし、トラブルのないドライブを心がけよう。

「ETCレーンのバーが開かない場合は、通行券を発券しますので、お取りいただき、出口料金所で「ETC/一般」又は「一般」の表示のあるレーンをご利用になり、通行券とETCカードを係員にお渡しください。

通行料金をお支払いいただく料金所でETCレーンのバーが開かない場合は、係員が車線に出向きご案内いたしますので、そのままお待ちください。なお、料金所事務室でお支払いの手続きをお願いすることがあります。

二輪車が料金所でETCレーンのバーが開かない場合は、停まらずに、そのまま開閉バーを避けてETCレーンから退避していただき、出口料金所で「ETC/一般」又は「一般」の表示のあるレーンをご利用になり、料金所係員の指示に従ってください」(引用:NEXCO中日本)