東海道新幹線 N700S 車両に個室空間 2026年度に登場、その料金を想像してみる

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日本の大動脈、東京と大阪を結ぶ世界に誇る高速鉄道―――東海道新幹線。

この東海道新幹線を走らせているJR東海が4月17日、これまでにない新しい座席空間「個室」を導入すると伝えた。

JR東海は、「グリーン車よりもさらに上質な設備・サービスを備えた完全個室タイプ座席」を、東海道新幹線 N700S 車両(画像)の一部(1編成につき、2室導入予定)に導入し、2026年度中にサービス開始するという。

完全個室、専用 Wi-Fi、空調や灯りも個別調整

これが、2024年4月にJR東海が発表した、東海道新幹線 完全個室タイプ座席のイメージ画像。

室内には、個室専用 Wi-Fi、レッグレストつきリクライニングシート、個別調整できる照明(明るさ)・空調(風量)・放送(音量)などを備えるという。

ターゲットは、オンライン会議などを周囲を気にせず気兼ねなく行いたいビジネスパーソンのほか、プライバシーを重視する人、周囲を気にせずゆっくりくつろぎたい人などを想定している。

そこで2年後に登場する東海道新幹線 個室でいま気になるのは、この個室がどれぐらいの料金になるか。

料金はどれぐらい? ここからは想像

そしてここからは想像。まず気になる料金はどれぐらいになるか。

東海道新幹線 東京~新大阪 グリーン料金は5400円。たとえば、この完全個室タイプ座席イメージ画像からみると、グリーン車の座席を4席ほど使うスペースと想定すると、5400×4=21600円。

新幹線 のぞみ 東京~新大阪の2時間半の移動を、運賃13870円に2万円ほどを加えて、3万4000円ほどで“自分だけの空間”を確保して行く人がいるか。

もう少し安いか。グリーン座席3席ぶんほどの1万5000円としたら、運賃+グリーン料金=3万円弱……これなら利用する客もあるかもしれない。

通常のグリーン車利用(19390円)に、プラス1万円で個室にアップグレードできる……おそらく3万円前後かもしれない。