三重県が世界進出!? サッカーW杯予選 ミャンマー会場に「観光三重」を表示した想い 「いま訪れたい三重の絶景地」をチェック

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6月6日、ミャンマー・ヤンゴン THUWUNNA STADIUM で開催された、FIFAワールドカップサッカー2026アジア2次予選 日本 対 ミャンマー戦の会場で、「観光三重」という表示が―――。

調べてみたが、ミャンマーと三重県などが姉妹協定などを結んでいる事実もない。

「観光三重」表示に込めた想いとは?

「今回の取り組みの目的は、この看板をバズらせることです。

行政がこのような取り組みを行うのか!と思っていただけるような取り組みの一環として、ミャンマーに「観光三重」という看板広告を展開しました。

そして注目されて、ゆくゆくは海外からも三重県に観光で訪れていただければと思っております」(三重県担当者)

国内の地方自治体が発信するメッセージボードが、スポーツの国際大会に表示されるのは、見たことがない。三重県のチャレンジングな気持ちを可視化した、大胆な取り組みだ。

そこで、三重県担当者に、注目の“観光三重スポット”を聞いてみると……。

熊野古道

熊野古道は、和歌山県にある熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の熊野三山へ向かう参詣道で、三重県や奈良県など和歌山県に隣接する県から合計6つのルートが存在している。

この古道は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、2024年はちょうど登録20周年にあたるという。

三重県からは、5つあるルートのうちのひとつ「熊野古道伊勢路」が伸びている。

その道は、伊勢神宮から三重県の南部を海岸線沿いに続き、各所に絶景スポットがあるのが特徴。伊勢路では、美しい石畳で有名な馬越峠の他、とくにこの3つのスポットに注目だ。

便石山

馬越峠を進むと、途中の分かれ道を進むと出てくるのが、便石山。

この山の頂上付近にある岩が別名「象の背」と呼ばれ、晴れた日には熊野灘を一望できる絶景スポット。

伊勢路を訪れた記念写真はぜひここで撮りたい。

七里御浜海岸

約22km続く日本で一番長い砂礫海岸で、これまでに「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」などに全国の景勝地と並んで選ばれている。

ウミガメの産卵地としても知られ、近くにはウミガメが実際に飼育されている「紀宝町ウミガメ公園」もある。

花の窟神社

日本書紀にも記されている日本最古の神社。

社殿がなく、熊野灘に面した高さ45mもの巨大な磐座を御神体とした珍しい神社であり、参拝者はご神体に直接触れることができる。

三重県内でも随一のパワースポットとして人気。

―――今回ピックアップした三重県 注目スポットのほかにも、行ってみたい・訪れてみたい地はいろいろ。その詳細は、公式サイトやYou Tubeチャンネルでチェックしてみて。

三重県の観光連盟の公式サイト「観光三重」
https://www.kankomie.or.jp/

YouTubeチャンネル【公式】観光三重