やっぱりあのイメージパースの絵は、“アレ”だった!
ここは埼玉県の一大ターミナル、大宮駅。
大宮駅から北西へ歩いて10分のところで巨大工事がすすんでいるのが、桜木駐車場用地活用事業(仮称)桜木PPJ 。
このイメージパースに、最近まで現役で走っていた超人気列車らしき絵が描かれていた。
そのアレとは、寝台特急カシオペアの車両!
この車両に似た絵が、桜木PPJイメージパースに描かれていたことから、鉄道好き界隈から「これカシオペアの1号車スロネフ E26 じゃね?」とざわつきがあった。
そして、9月3日にJR東日本から正式アナウンスがあった↓↓↓
1号車スロネフ E26 を移設 まちづくりに貢献
「このたび本プロジェクト開発敷地内に、寝台特急カシオペア号(上野~札幌)の1号車スロネフ E26 を移設展示することとなりました。
展示内容の詳細は決まり次第お知らせいたします。
寝台特急カシオペア号の移設展示を通じ、本プロジェクトが、大宮の立地や既存の都市の魅力等の強みを生かしながら、ヒト・モノ・情報等が集まり相互に交流し「新しい価値」を創造・発信する場となり、多様な資源が集まる「東日本の対流拠点形成に資する機能の導入」の実現につなげるべく、さいたま市が進めるまちづくりに貢献してまいります」(JR東日本)
解説板や見学デッキの設置を検討中
寝台特急カシオペアの客車は、JR東日本初の本格的なステンレス鋼を用いた軽量構造を採用。
寝台車と食堂車は2階建て構造として、空間の有効活用を図り、座席車(ラウンジカー)は高床構造化して眺望を向上させている。
客室は、カシオペアスイートが7室(うち6室はメゾネットタイプ、1室は展望タイプ寝室)、カシオペアデラックスが1室。
いずれもシャワー・トイレ・洗面台が完備され、カシオペアツイン80室は居間兼寝室タイプの二人用個室でトイレ・洗面台が設置されている。
―――移設展示が決まった寝台特急カシオペア(上野~札幌)1号車スロネフ E26 は、解説板など寝台特急カシオペア号の来歴を学べる機能整備、見学デッキなどの整備、鉄道ふれあいフェアや(仮称)第五地区公園等と連携したイベントなどが検討されているというから、今後の最新情報に期待しちゃおう。